ちゅ☆
遠くで巡回するゴルルコビッチ兵の足音が聞こえる。
まずい、とスネークは咄嗟にそのロッカーに身を潜めることにした。
ロッカーに身を潜め、ほっと息をつくと目の前に妖艶な笑みを浮かべるポスターの女性の顔が。
高鳴る己の鼓動を抑えようとそ知らぬ振りを決めようとするスネーク。
しかし、そうすればするほど胸の鼓動は治まることを知らないかのように高まっていく。
たまらず、スネークはポスターに顔を近づけた―――
有名なネタですね〜。
ポスターにキスするスネーク。顔を近づけると「ぴっ」離すと「ちゅ〜☆」って。
しかもどこでもOKらしく、しゃがんで視線を股間に合わせてR1を押しても「ちゅ☆」って。
(それ以前の問題に股間でも同じなのかと実験した俺の方がやばいと思われそうだな・・・)
どうやら、ゴルルコビッチ兵はロッカールームを素通りしただけらしい。
ほっとしてスネークはロッカーを出た。
そして名残惜しそうにポスターを見る。
思わず、ポスターに手が伸びる。
その手が、女性の頬に触れた瞬間、触った感触こそはロッカーの固い無機質なものであったにも関わらず何故か「プニョン☆」という音が部屋に響いた。
「・・・ふむ・・・」
低く呟き、もう1度触ってみる。
すると、やはり「プニョン☆」と柔らかい音が。
そうするとあちこちで試したくなるというものが男なのだろう。
嬉しそうに、スネークは今度は胸のあたりを触ってみた。
・・・やはり、同じように音がする。
(・・・と、なると・・・やはり、あそこも・・・?)
スネークはどちらかと言うとかなりの女好きである。
自宅の寝室にもこのようなグラビアはかなり貼ってあるし雑誌の類も多い。
だからこそ、試したくなったのだろう。
爆発寸前にまで高まる鼓動を抑えつつ、スネークはそっと手を伸ばし―――
「?!」
全く突然の出来事であった。
スネークの手が、触れたか触れないかのその瞬間に大音量で警報が鳴ったのだ。
バタバタと、複数の足音が近づいてくる。
全く予期していなかったことに気が動転していたのだろう、スネークは慌てて隣のロッカーに飛び込んだ。
・・・ノベル部分の方が長いぞ、ぉい・・・
さて、天罰でしょうか・・・ポスターの股間を叩いた瞬間、警報(発見されたときの!音)が鳴るってのは知らずにやったら誰でも驚くと思うんですが・・・
これ、叩いた当の本人(スネーク)は心臓が飛び上がるほど驚いたんでしょうね、きっと。
そしてこの続きですが・・・
クリアリングに来たゴルルコちゃん攻撃部隊は部屋に入った瞬間、開けっぱなしのロッカー(の、ポスター)にくぎ付けになってしまいます。
そしてじっくりと見た後、足早に部屋を立ち去ります・・・が、1人だけ立ち止まり、名残惜しそうに振りかえり、部屋を出て行くというシーンが・・・
・・・ああそうそう、スネークの寝室のシーンは勿論演出です!
スネークの性格だと「何もない無機質な部屋」か「グラビアポスターべたべたな部屋」のどっちかだと。
けどスネークって1人暮しっしょ?掃除も洗濯もまめにやってるんだろうなぁ・・・想像できないけど。
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(この背景、パッケージやらマニュアルやら見ながら自分で再現しました)
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