ムフフなゲームオーバー
眠っている海兵隊員の横をすり抜け、第2船倉に侵入したスネーク。
すると、第1船倉とは違い2枚のスクリーンが第二船倉には広げられている。
しかし、スクリーンに映し出されている映像は片方のみ。
スクリーンの影に入るように、スネークはそろそろと歩き出した。
と、突然映像を映し出す映写機が切り替わり、先ほどまで何も映っていなかったスクリーン―――スネークが目指そうとしていた方のスクリーン―――が映像を映し出した。
同時に映っている方のスクリーンを見ようと体の向きを変える海兵隊員達。
海兵隊員達の視界に進路を断たれたような形になり、スネークは足を止めた。
このまま進めば海兵隊員達の視界に入り、見つかってしまう。
M9で眠らせてもいいが、弾倉を見ると少し足りない。
半ば途方にくれ、スネークは2台の映写機を見た。
そしてあることに気付く。
映写機の横に、リモコンが置いてある―――と、いうことはこれで海兵隊員の視界を動かすことができるかもしれない。
そう思い、スネークはリモコンに手を伸ばした。
スイッチを押すと思ったとおり、スクリーンが切り替わって海兵隊員達の向きも変わる。
その反応の早さに、スネークは思わずもう1度リモコンを操作してみた。
すると、再び海兵隊員達の向きが変わる。
今の操作で再び進路が阻まれ、スネークはもう1度リモコンのスイッチを押した。
―――その途端、スネークの目がスクリーンにくぎ付けになった。
なんと、何も映っていない方のスクリーンになんとも魅力的な女性が映し出されたのだ。
はっとして周りを見ると、海兵隊員達も司令官には目もくれず女性の方にくぎ付けになっている。
思わず、スネークはもう1度リモコンのスイッチを押した。
すると今度は両方のスクリーンが女性の映像に切り替わる。
・・・しばらく、呆然としてスクリーンを眺めているスネーク。
だが、スネークの任務は間だ終わっていない。
名残惜しそうにスクリーンから目を離し、スネークは先に進むべくもう1度リモコンのスイッチを押した。
その瞬間、あろうことか両方のスクリーンが海兵隊司令官の姿に変わる。
げっ、と思ったのもつかの間、「何故変えた!」といわんばかりの形相で第2船倉に整列していた海兵隊員全員がスネークの方を見た―――
ちょっと可哀想なスネーク。
映写機のリモコンをいじってみたばかりに発見され、ゲームオーバーになるのも考え物ですがやはり自業自得。ちなみに、映写機の横に立って△を押すと映写機が切り替わるのは事実ですが↑の状況になるには7回の切り替えが必要。
そうするとムービーに切り替わり、スネークがリモコンで遊び始めます。
けど両方のスクリーンがお色気ビデオに切り替わったときの海兵隊員は笑えます。
もう、キョロキョロ、って感じだし。
でもムービーに切り替わった瞬間、ゲームオーバーを覚悟してください。
だって必ず↑の事態になってしまうんだもん。
けど俺はこのシーンが見たいばかりに何度ゲームオーバーになったか・・・
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(この背景、パッケージやらマニュアルやら見ながら自分で再現しました)
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