M.G.S.2−SONS OF LIBERTY−

職権乱用ローズマリー

 トイレで散々怒鳴られ、嫌気が差した雷電は少し休もうと思い、ローズに記録を頼むことにした。
<・・・あら、何かしらジャック>
 何故か、冷ややかな口調のローズ。
 冷たい彼女に、雷電がほんの少しうろたえる。
「何って・・・記録したいんだが」
<あらそう、勝手にすれば>
 冷たく返され、記録用のコマンドを開いた雷電は仰天した。
 なんと、記録用ファイルのコマンドが、
  セーブさせない
  セーブしない
 の、2択になっていたのだ。
 さすがの雷電もこれには弱った。
「お、おいローズ、冗談だろ?!記録してくれ」
<ふーん・・・いいけど、その前に言うことがあるんじゃないの?>
 やはり冷たいローズの声。
 とうとう観念して、雷電は小さくうなづいた。
「分かったよ・・・さっきは俺が悪かった。
 ・・・これでいいだろう?」
 そう仕方なく言うと、ローズはやっとにっこりと笑ってうなづいてくれた。
<分かったわ、ジャック>
 その声と共に、記録用ファイルのコマンドが
  セーブする
  セーブしない
 に戻る。
 ほっと一息、なんとか記録を終えると雷電は思わず、
「・・・ワガママな女」
 と、呟いた?
<何か言った?>
「・・・あ、あ、いや、独り言だ」
 ローズには頭が上がらない雷電らしい。

 雷電は嫁の尻にしかれるタイプだと判明。
 ってゆーか、一応クールなんだけど、どこかすっとぼけた彼のあの性格は個人的に好きだぞ。
 やっぱあの過去があるからフツーの人間としての生き方が分かってないというか・・・う〜む。
 ・・・それはともかく、ローズがセーブしてくれなくなる条件は色々あります。

  ・カモメを撃ち落しまくった(10羽くらいが目安)とき、大佐から無線が入る、その直後
  ・男子トイレの個室で雑誌装備、大佐に無線を入れた直後
  ・女子トイレで怒られた直後
  ・人質を殴りまくり、怒られた直後
  ・ジェニファーのある部分を撮影して大佐に無線を入れた直後(未確認)
  ・大佐との会話で、ローズが「私、この作戦に参加して良かったと思う」と冷ややかに言ったら注意!

 ・・・とにかく、ローズが機嫌を悪くするようなことをすればOK(OKって・・・)。
 けど前作でもメイ・リンは「記録させないわよ、ヘンタイ!」と叫んでたけどちゃんとセーブしてくれたのに・・・
 職権乱用でスな、ローズ君。
 プリ中も嘆くほどの料理の腕前を持ったローズ、ある意味最強と言えば最強。
 彼女ならオセ爺を伸せるかもしれん←料理で
 ・・・でっ、でもっ・・・

あの雷電を「ずっとこのレーションで過ごしたい」と唸らせるほどの
料理を作るローズって何者?!

 ・・・只者ではあるまい。あの、かなりまずいといわれているレーションをも上回る味、一体どうやったらできるんだ?!俺だって・・・俺だって、1人暮しの手前自分で料理を作るけど、そんなとんでもない味は作ったことが無い!それは兄貴が1番良く知っている(はず)。
 一発勝負で作った、

漉し餡練りこみ生地+抹茶クリームのWA風ケーキは店長にも好評だった!

 ・・・くらいなのに(ってゆーか、分量図らずに漉し餡の粉末ぶちこんだのに)
 う〜む・・・MGS2の7不思議の1つだなぁ・・・うん。
 話、思いっきりずれてるし。

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(この背景、パッケージやらマニュアルやら見ながら自分で再現しました)