#02 MGS2の真実/その他


  01 台本で感動、感涙
 
ちなみに、俺は台本を先に読んでから企画書を読みました。
だから余計にマジ切れしたの。
 
台本、タンカー編序盤。
俺はいきなり感動して悶絶してえらいことになってました。
 
「‥‥待たせたな(ユーザーに向かって)」
 
信じられない一言、というか、スネークは確かに自分(ユーザー)に向かって
「待たせたな」
と言っていたような気はしてましたよ?
でも、台本で実際に(ユーザーに向かって)とある。
大塚さんがそれを見て、ユーザーに対して「待たせたな」と言ったのか本心から「待たせたな」と言ったのかは、そりゃ大塚さんが自分から言ってくれるに越したことは無いけどとにかく感動した。
それだけじゃなくて、大塚さん=スネークっていう構図が完成したような感じ。
つか、普段全く声優に興味を持たず、キャラクターを独立した存在として見る俺がはじめて声優に興味を持ったくらいだからそれだけ本人のキャラが立ってる‥‥いや、本当にプロなんだな、って。
最近、椎名 へきるとか林原 めぐみとか、声優が歌手みたいなことをしたり(しかもこの2人、男性ファンが多いっつーかこの人目当ての声優希望者みたいなマニアが増えて困る)本業芸人が吹き替えなどの声優を務めたりすることが増えている。
なんか、「キャラクターに命を吹き込む」存在として声優がいるのになんでその領域を汚そうとするのかなって。
だから俺は兄さんが「林原 めぐみがどーのこーの」って言うのは腹が立つ。
妬いてるんじゃなくて、声優の精神を失った声優だということに気付けよって。
名前と歌で食ってる声優は声優じゃないって言いたい。
声優なら声優らしく、顔じゃなくて声で勝負しろよって。自分が担当したキャラに命吹き込んでみろよって。
吹き替えなら吹き替えで、その役になりきれよって。
‥‥言いすぎ?
ついでにいうと、大塚さんはシュワちゃんの吹き替えよりスネークの台詞の方が魂入ってます。
つーか、ブラックジャック役だったのはかなり驚きだったけど。
というよりも最近大塚さんの声だけわかるようになった辺り俺も声優マニアの一歩を踏み出したなと思っております。(ってゆーか、ほら、スネーク声で喋られるとついつい引き寄せられるっつーか、大塚さんというよりもスネークが吹き替えしてるって錯覚に陥るのさ)

<<BACK ・ NEXT>>